ウェブテクノ

Investigate technology on website

トヨタ自動車 製品サイトのウェブテクノ

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 トヨタ自動車の製品サイト(https://toyota.jp/)で利用されているウェブ技術について調べてみました。

作成:2017/09/10

更新:2017/09/27

 

toyota.jp

 

インフラ関連

CDNは(当然のように)アカマイが利用されていました。MyTOYOTAなど各種予約フォーム、資料請求等の動的な機能も多数あるため、WAFも当然利用しているものと思われます。

サーバインフラ(オリジンサーバ)は実際のところは不明ですが、一部のリクエストでAWSのELBのスティッキーセッションがCookieに書き込まれるため、少なくともAWSも利用はしていると思われます。

なお toyota.jp のドメイン管理は、GMOブライツコンサルティング株式会社 となっている模様。

ネームサーバ:Akamai

CDNAkamai

サーバインフラ:Amazon Web Service

SSL証明書関連

証明書はシマンテック企業証明(OV)を利用している。

マルチドメイン(SAN) で次のドメインも登録されていました。

cpo.lexus.jp, toyota.net, toyota.jp, www.toyota.co.jp

ガラケーサイト向けページは用意していないようなので、古い環境等は気にせずSNIとしているものと思われます。

トップページ、ラインナップ、MyTOYOTAなどは強制SSL(httpでアクセスしてもhttpsにリダイレクト)となっていますが、購入サポートページについては http側に強制リダイレクトとしていました。なんらかシステム上の制約でhttpのみにしているものと思われます。 

検索エンジン・アクセス・処理性能

Googleのページスピードインサイトの評価はずいぶん低いですが、特にサイトを利用しての体感的な遅さは感じません。(PageSpeed Insightsが無茶な[やりすぎな]要求も多いので)

応答速度的にみると動的に処理しているページも多いためか、ページ丸ごとキャッシュ配信している箇所は少ないようです。

実際のPV数はわかりませんが、かなり多いとは思われます。

(ガッキーのコンテンツあたりはどのくらいのアクセス数なのかきになるところです)

 

Googleインデックス数:40,100

推定月間PV数:5000万PV~

PageSpeed Insights モバイル:3

PageSpeed Insights パソコン:6

トップページ容量:10.4MB

トップページロード時間:2.89秒

トップページHTML応答速度:90ms

※計測対象はトップページとしています。

フロントエンド関連

スマホ対応はレスポンシブで行われている。

様々な機能があるので、機能・コンテンツによっていろいろなものが利用されいてうrようです。多分古くから引きついている機能もあるようでした。(文字コードShift_JISだったり)

トップページでは、javascriptjquery が中心に使われているようです。

CSS,JSとも大体のファイルはミニファイされていました。

 

バックエンド関連

言語としてはJavaが使われている箇所があるようです。

Webサーバはミドルウェアなどは確認できずでした。

 

利用サービス

サイト内検索はマーズフラッグを利用している模様。アクセス解析はGAとSiteCatalystを利用しているようでした。

他、トレジャーデータやDMPと思われる解析タグが入っているようでした。

 

そのほか

MyTOYOTAは etoyota.net にSSO?しているとか、この辺は深く調べがいがありそうですが、今回はここまでとしておきます。